|
9日目 2015.04.04(土) 黒磯〜高久〜殺生石 20.4q |
|
宿8:00〜高久家9:00〜温泉神社14:45〜殺生石15:00〜鹿の湯15:30〜帰宅 |
|
今日は第一回「奥の細道」旅の最終日、いい出会いがありました。 この後、那須街道に合流して湯本を目指しますが、歩道が少ない道で困りました。並木道が続き車で走るには気持良さそうですが、歩くには難儀です。これが13〜14qも続きます。10時過ぎに那須街道に入って昼食も含めて終点の温泉神社に着いたのが15時少し前、4時間半もイヤな道を歩いたことになります。更に少しずつ上りになって、湯本に着くと標高801mと書いてありました。約500m上ったことになります。芭蕉が那須湯本で2泊した和泉屋は現在の旅館「清水屋」の敷地の一部になっているようです。 温泉(ゆぜん)神社は延喜式内社として古い歴史を持つ神社で、「生きる」と命名されたミズナラの御神木が目を引きます。芭蕉一行は温泉神社で那須与一が扇の的で射残した鏑矢1本、征矢10本などを拝したと曾良日記に書かれています。神社の上に殺生石があります。上から見ると賽の河原のようで硫黄の臭いが立ち込めていました。おくのほそ道では『殺生石は温泉の出づる山陰にあり。石の毒気いまだ滅びず、蜂・蝶のたぐひ、真砂の色の見えぬほど重なり死す』と記され、「石の香や夏草赤く露あつし」と詠んでいます。殺生石にある千体地蔵は皆大きな手をして不気味でした。 これで本日の予定が済んだので、芭蕉も入ったであろう「鹿の湯」に行きます。千三百年続く癒しの湯で、41度、42度、43度、44度、46度、48度の6つの浴槽があります。41度〜44度までは入りましたが此処まで。46度からは熱過ぎて到底入れません。46度には数人入っていましたが可なり大変そう、48度には誰も居ませんでした。ここでゆっくりとして帰宅の途につきました。 今回ほど天候に恵まれた旅は初めてで毎日楽しく歩けました。芭蕉の行程になるべく近づけた予定を組んでチャレンジしましたが、想定以上にきつかったのも事実です。改めて芭蕉の凄さを実感しました(芭蕉は連続で移動した訳ではなく、黒羽で13泊、高久で2泊していますが)。でも、その分、夜のビールの美味さは格別でした。地酒と酒蔵を訪ねる「酒のより道」も併せて次回以降も楽しもうと思います。 |