| 11日目 2015.05.07(木) 追分の明神~矢吹 34.0km |
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追分の明神8:05~白河の関8:45~関山満願寺10:20~鹿島神社12:30~踏瀬16:40~矢吹17:40 |
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昨日の終点の白河の関跡から南に2.5㎞の追分の明神までタクシーで行ってスタート。須賀川の相良等躬から「本当の白河の古関は追分の関の明神だ」と言われたと曾良日記にあったのでここに来ました。正に栃木と福島の県境にあり、玉津島明神と住吉明神が並んで祀られた二所の関でした。白河の関跡を過ぎて暫く行くと「庄司戻しの桜」があります。義経に従った佐藤継信、忠信兄弟の父庄司(基治)はこの地まで見送りに来て、忠義を尽くせば桜の杖が生きづくであろうと桜の杖を突き立てたところ、兄弟は討死したが桜はその忠節に感じて見事に繁茂し花を咲かせています。 関山入口の道標に従い細い道を進むと六地蔵がある登山口、ここから関山を登ります。標高619m、結構上り甲斐のある道を進み頂上の成就山満願寺に到着しました。芭蕉が上った時は朝から霧雨、本堂参詣の頃も少し雨降り暫時止まったとありますが、この日は朝からいい天気でした。関山から下り、鹿島神社へ、静かで荘厳な雰囲気の社です。遠くに「うたたねの森」らしきこんもりした森が見えます。名物白河ラーメンで昼食後「宗祇戻し碑」へ。分り難い場所で床屋の女将に聞くと和菓子屋の先だと教えてもらいました。宗祇が白河に立ち寄った時、綿を背負った婦人に会った。戯れにその綿は売り物かと尋ねると「阿武隈の川瀬に住める鮎にこそうるかと言えるわたはありけれ」と、「売るか」と「鱁鮧うるか」、「綿」と「腸」を掛けた歌で返された。宗祇は、奥州では庶民でも即興でこのような歌を詠めることに感心したと説明板にあります。隣に『早苗にも我色黒き日数哉』の芭蕉句碑があります。 白河の町に戻って酒蔵探訪、千駒酒造では貯蔵庫も見せてもらいました。案内してくれた女性に「今日は矢吹まで歩く」と言ったら「私は矢吹から来ています」と。次の大谷忠吉本店は登録有形文化財の建物、詩人の萩原朔太郎の妻はこの大谷家の出だそうです。 後は矢吹までひたすら歩くのみ。途中、踏瀬、五本松には松並木が残されています。この松並木は松平定信の時に奥州街道沿いに2300本を植えたのが始まりといわれています。 夕食は肉屋がやっている焼鳥屋へ、ちょっと入るのに勇気がいるけど美味しい焼鳥でした。この店、注文は紙に書いて出す方式、酒は栄川でした。 |