57日目 2016.04.12(火) 小松〜山中 21.5q+タクシー11.0q

宿7:30〜安宅関9:00〜多太神社10:30〜那谷寺14:45〜山中温泉17:25

朝一番で安宅関を見てから小松市内の芭蕉ゆかりの寺社を回り那谷寺へ行く行程。
安宅住吉神社の境内に勧進帳を読む弁慶像があります。この神社は義経一行が難関の安宅関を突破したことから「全国唯一 人生の難所、難関突破の御守護がある」と謳っています。その先には義経(勇)弁慶(智)富樫(仁)像が建っていました。
小松市内に入り、菟橋神社を参拝、句碑「しをらしき名や小松ふく萩すすき」があります。御朱印を待つ間お茶を頂き、神社前の芭蕉公園に小松で開かれた句会の発句「ぬれて行や人もをかしき雨の萩」があると教えてもらいました。その先の健聖寺に行くと住職の奥さんがコーヒーとお茶菓子で迎えてくれて、北枝作の芭蕉像を真近で見せてもらいました。丁度春の交通安全の実習で小学生が寺の前を歩いていました。

本折日吉神社には「芭蕉留杖の地」があります。(24日午後3時半ごろ小松に着いた芭蕉は翌25日小松を出発しようとしたが土地の人々に引き留められ、27日まで留まった。)「しほらしき名や小松吹く萩すゝき」の句も刻まれています。
多太神社は実盛の兜。源平篠原の合戦で白髪を黒く染めて戦い散った平家の老将斉藤実盛の兜を、木曽義仲が実盛の供養として多太神社に奉納したと伝えられています。
兜の実物を見せてもらおうとお願いすると、ジャージー姿の宮司さんが出てきて「着替えなくていいかな」と言いながら案内してくれました。ここで1時間以上、数学科専攻だった宮司が丁寧かつ可笑しく説明してくれました。明治33年の国宝指定を機に兜を修復したが、吹き返しの部分が微妙に変わってしまったことなど貴重な話もありました。境内には句碑「あなむざん甲の下のきりぎりす」「むざんやな甲の下のきりぎりす」があります。「あなむざん」が初案で「むざんやな」がおくのほそ道に載っています。

酒蔵加越に立ち寄ってからの昼食は豆腐屋がやっているうどん屋で。豆腐や揚げの小鉢がついて@650はリーズナブル。さらに歩を進めて13時過ぎに小松ドームの近くの西出酒造へ。丁度1年前の2015412日からNHK-BSプレミアムで放送された蔵元再生のドラマ「リキッド〜鬼の酒 奇跡の蔵〜」の関連番組に登場していた家族だけでやっている小さな酒蔵。大女将と色々話をしながら7種類も試飲をしたらいい気持になりました。

那谷寺は白山信仰の寺で、西国三十三か所を開いた花山法皇がこの地に来た時、あまりの素晴しさに西国第一番紀伊の智山と第三十三番美濃の汲山の各一字をとって那谷寺と改めたといわれます。奇岩遊仙境や三重塔、句碑「石山の石より白し秋の風」など見るべきものが沢山ありました。那谷寺から山中温泉までは、試飲でいい気持になっていたことや右足にまだ痛みがあるのでタクシーでズルをしました。

今日の宿は格安の湯快リゾート・山中グランドホテル。バイキング料理に飲み放題を付けたら全てセルフサービス。生ビールの自動注ぎ機や日本酒の自動注ぎ機など初体験でした。

安宅住吉神社 弁慶の勧進帳 義経・弁慶・富樫
菟橋神社 句碑 芭蕉公園句碑 健聖寺 北枝作芭蕉像
本折日吉神社 芭蕉留杖の碑 多太神社 実盛が兜
実盛・芭蕉像 句碑 実盛が兜
パンフレットより
実盛が兜
レプリカ
実盛が兜
修復前の写真
74 加越(加越)
昭和36年に合併
昼食 75 西出酒造(春心)
大正2年(1913)創業
試飲
那谷寺 三尊石(琉美園) 奇岩遊仙境 三重塔
句碑 翁塚 鐘楼