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2011年は大変な年になりました。
今年は4月から熊野古道を歩く計画にしていましたが、3月の東日本大震災・津波で1か月スタートをずらし、4月は震災復興を祈願して鎌倉三十三ヶ所観音巡りをしました。
熊野古道は5,6月と歩いて熊野本宮大社まで行き、9月から再開を予定していましたが、9月の大型台風12号で熊野地方は大被害、道路も寸断されたので当面延期することにしました。
9月は災害復興を祈願して秩父三十四ヶ所観音巡りをしました。
そして10月から九州を歩くことにしました。先ずは長崎街道です。
昨年の山陽道の旅で長崎街道起点の小倉・常盤橋まで歩いているので今回はその続きということになります。
長崎街道は、小倉・常盤橋から長崎までの57里(228km)を25の宿場で結び、旧藩時代は7泊8日の行程だったと言います。この街道の特色は、江戸時代、鎖国を続ける日本が唯一、外国との文化や通商の窓口としていた長崎と江戸を結ぶ街道であり、重要な位置付けを持っていたこと。
長崎街道からヨーロッパや中国の文化や学問・技術がこの道を通じて江戸を始め日本全国へと広がっていくとともに日本の文化が世界へと伝わっていきました。国際色も豊かで華やかな人物往来があった街道で、毎年正月に江戸に参府したオランダ館長、オランダ商館のドイツ人医師シーボルト、蘭学を志した福澤諭吉、明治維新に大きな影響を与えた吉田松陰は若い頃、長崎留学への旅でこの道を歩んでいます。
宿場町は小倉から黒崎、木屋瀬、飯塚、内野、山家、原田、田代、轟木、中原、神崎、境原、佐賀、牛津、小田、北方、塚崎、嬉野、彼杵、松原、大村、永昌、矢上、日見を経て長崎に至る25宿です。
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