830分にいよいよ和田峠を目指して下社秋宮を出発です。下諏訪宿の標高760mから和田峠1600mまで標高差840mを登ります。昔から中山道最大の難所です。
少し歩くと、武田信玄が師と仰いだ天柱和尚の慈雲寺がありました。近くに信玄の矢除石もあります。更に諏訪大社下社春宮をお参りし、暫く進むと「万冶(まんじ)の石仏」が座っていました。大変個性的な姿の石仏で、あの岡本太郎も絶賛し、近くには太郎自筆の「万治の石仏」の石碑もあります。

ここからいよいよ登りが始まります。気温2度、昨日の雪が解けずに残っています。10時過ぎに「木落とし坂」に到着。諏訪大社の御柱祭は七年毎の申・寅年に行いますが、その祭りに使う樅の巨木を切り出し、上から落とす場所がこの坂で傾斜45度近い崖になっています。因みに次の御柱祭は平成22年寅年です。
更に歩を進め、1115分に浪人塚に着きました。元治元(1864)年に水戸天狗党の武田耕雲斎の軍と松本、諏訪の連合軍が戦った古戦場で戦没者10名を埋葬してあります。墓碑の下には水戸天狗党の名の清酒が置かれていました。

ここを過ぎると歩道の無い国道142号線を1時間程緊張しながら歩きました。1215分に西餅屋の一里塚を過ぎ、西餅屋茶屋跡で昼食のお握りを頬張りました。江戸時代は和田峠の西と東に茶屋が幾つもあり、餅や茶を供していたそうです。

いよいよ山道に入り、キツイ登りが延々と続きます。1330分にやっと古峠(和田峠)に到着。頂上からは御嶽山や浅間山などが見渡せます。又、峠の木々には雪が残って白い花を咲かせていました。古峠から下りの道は良く整備されており、登り程キツイ傾斜もありません。丁度、箱根峠を越えた時のきつかった箱根東坂(江戸からの登り)と比較的楽な箱根西坂(京への下り)と同じです。

1420分に東餅屋茶屋跡にあるドライブインで名物「力餅」を食べ、更に下って1640分に和田宿本陣跡に到着。和田宿は古い建物が多く残されている宿場で、今日の宿「本亭旅館」は元庄屋で建物は1860年に建てられたとか。急な階段、襖で仕切られた部屋など情緒溢れる宿でした。

時間   場所
8:15 宿 出発
   
9:15 万冶の石仏
   
10:15 木落とし坂
   
11:15 浪人塚
   
12:15 西餅屋茶屋跡で昼食
   
13:30 和田峠
   
14:20 東餅屋茶屋
   
16:40 和田宿本陣
   
   
17:00 本亭旅館着
   
錦の湯 慈雲寺 信玄の矢除石 諏訪大社下社春宮
万治の石仏 気温2度 御柱祭
木落とし坂の崖 里山風景 浪人塚 雪道1
和田峠 雪道2
名物力餅 唐沢の一里塚跡 和田宿の町並み
和田宿本陣跡 本亭旅館内
第19日目 2008.11.22(土)
     下諏訪宿〜和田宿      21.6km 
行程 Back Next