おくのほそ道 北陸旅 3日目  2015.07.03(金)
福井〜敦賀〜色の浜〜西村家〜米原

福井から今庄を通って敦賀へ。敦賀では敦賀俳句作家協会の会長さんの案内で気比神宮、金前寺を見学した後、芭蕉が泊まった出雲屋宿跡や色の浜に向かう舟で接待をした天屋玄流の屋敷跡を見てから色の浜へ。本隆寺開山堂には芭蕉句碑と西行歌碑がありました。
 「寂しさや須磨に勝ちたる浜の秋」芭蕉
 「潮染むるますほの小貝拾ふとて色の浜とはいふにやあるらん」西行
色の浜は開発著しく船宿が多くて広い砂浜はありませんでしたが、遠くに無人島の水島を中心とした綺麗な浅瀬の浜があります。ここはいい海水浴場になるそうです。

色の浜を後にして最終訪問地の西村家に向います。西村家は福井と滋賀の県境で「孫兵衛茶屋」を営んでいますが、奥の細道の「素龍清書本」を所蔵。これは重要文化財になっていますが、その本物を見せて頂きました。さすがに本物は撮影禁止でしたが、複製をカメラに納めました。
素龍が清書したもう一冊の柿衛本の複製と比較すると、微妙に筆使いが違っていたり、序文が西村本「月日百代ノ過客ニシテ・・・」に対して、柿衛本は「月日百代ノ過客ニシテ・・・」と違いも判りました。

これで全ての行程を終了し、米原駅で解散。新幹線でミニ打上げをしながら帰途につきました。

福井駅の恐竜 気比神社 月清し遊行のもてる砂の上 なみたしくや遊行のもてる砂の露 遊行上人二世の「お砂持ち神事」
金前寺 月いづこ鐘は沈るうみのそこ 芭蕉翁月塚 天屋玄流旧居跡 出雲屋宿跡
気比の松原 本隆寺開山堂 寂しさや須磨に勝ちたる浜の秋
潮染むるますほの小貝拾ふとて
色の浜とはいふにあるらん
水島 ますほの小貝 西村家(孫兵衛茶屋)
西村家16代ご当主の説明 西村本と細道伝来記(重文) 上:柿衛本  下:西村本 伝来の流れ
松風の落葉か水の音涼し 木之本 木之本地蔵院