8時にホテルを出発、城下町長府を散策します。長府は大化の改新の後、長門の国府が置かれたことから「長府」と呼ばれるようになったと日本書紀が伝える町。江戸時代は、毛利長府藩5万石の城下町として栄え、幕末は維新回天の舞台となったところで、見るべきものが多く、5時間も歩き廻りました。

忌宮(イミノミヤ)神社:長門国二の宮で、仲哀天皇・神功皇后が西国平定の折、豊浦宮を建て、7年間滞在した地といわれているところ。
乃木神社:乃木希典を祀る神社で、境内には乃木将軍夫妻と愛馬号の像があります。
国分寺跡:天平13年(741)聖武天皇が命じて全国に建立させた国分寺のひとつ。
覚苑寺:元禄12年(1698)創建。長府藩の菩提寺の一つで、三代毛利綱元公、六代匡広公、十三代元周公の墓所があります。又、この付近は長門国鋳銭所跡でした。
長府毛利邸:長府毛利家十四代元敏公によって建てられた邸宅で、明治天皇ご宿泊の間もあります。書院庭園、池泉回遊式庭園が素晴らしい。
功山寺:嘉暦2年(1327)創建で、わが国最古の禅式様式を残した仏殿は国宝。境内には高杉晋作の回天義挙銅像があります。元治元年(1864)高杉晋作は功山寺で回天の挙兵を行い、これによって歴史が大きく展開して明治維新へと突き進むことになります。又、初代藩主秀元はじめ9人の藩主の墓所と大内義長の墓があります。龍馬伝で話題の三吉慎蔵の墓前では、掃除をしていた老人から長州藩の歴史を詳しく  聞き、主だった長州藩士の墓まで案内してもらいました。
長府博物館:龍馬の「新政府綱領八策」や三吉慎蔵に日記など幕末維新期の資料を展示。
笑山寺:長府毛利家の菩提寺のひとつで、二代光広、七代師就公の五輪塔が立っています。

12時過ぎに、桂弥一旧宅の茶屋「祥」で昼食。桂は長州藩士で乃木希典らと勉学に励み、維新後は長府博物館や明治維新に命を捧げた人々の霊を供養する万骨塔を立てています。時間を取り過ぎたので先を急ぎます。14時前に貴船神社の高台に着くと関門峡が見えます。

1425分に壇ノ浦古戦場を一望出来る「みもすそ川公園」へ。源平合戦の源義経・平知盛像や幕末攘夷戦での長州砲がありました。
1450分に赤間神宮に到着、寿永4年(1185)源平壇ノ浦合戦で入水された当時8歳の安徳天皇を祀っている神社で、昭和20年戦災で全焼したが、昭和40年再建されています。ここには、平家一門の墓があり、隣に「耳なし芳一」のお堂があります。
また、神社の右に日本西門鎮守八幡宮があります。貞観元年859)行教和尚が宇佐から京都の岩清水へご分霊を勧請される途中、関門の風光絶佳な当地に日本西門の守り神として創建れたとあります。

春帆楼、日清講和記念館を経て15時過ぎに本陣伊藤邸跡へ。龍馬が妻おりょうを呼び寄せて逗留したことでも知られます。1530分、遂に山陽道の終点、亀山八幡宮に到着しました。ここは、貞観元年(859に神託により国主が宮殿を造営し、以来、朝廷、大内、毛利藩主の崇敬厚く、「関の氏神」として敬われてきた神社。境内には世界一の「ふくの像」があり、大鳥居の脇には「山陽道」の石碑があります。その横に「ここは山陽道の基点 九州渡航の起地なり 山陽道第一番塚なり」という標識が立っています。この石碑にタッチして旧山陽道を完歩しました。

その後、末廣稲荷神社を参ってホテルへ。この界隈は国内屈指の遊廓街で幕末の志士達も多く出入りしていたとのこと。町一番の大店は「大阪屋」。この跡地に建っているのが今日泊まる東京第一ホテル下関です。
夜は、しまなみ海道合宿で一緒だった友人Kメ氏の紹介の「ふくの関」で本場のフクを堪能、ここの社長と歓談しながら楽しい時間を過ごしました。

時間   場所
08:00 ホテル発
     
08:20 忌宮神社
  乃木神社 
   
09:00 覚苑寺
     
09:30 長府毛利邸
     
10:15 功山寺
     
11:00 長府博物館
     
11:50 笑山寺
    
12:00 昼食(「祥」)
   
14:15 壇ノ浦
    
14:50 赤間神宮
      
15:00 本陣伊藤邸
   
15:30 亀山八幡宮
   山陽道終点
   
16:30 ホテル着
   
18:00 「ふくの関」で
   一杯

ふくの関

第36日目 2010.12.07(火)
   長府宿〜赤間関    7.9km
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維新発祥の地碑 忌宮神社
乃木神社 国分寺跡 吉岡家長屋
覚苑寺
長府の小路 立派な中学校
長府毛利邸 功山寺山門
功山寺仏殿 高杉晋作回天義挙銅像 三吉慎蔵の墓 毛利家藩主墓所
大内義長の墓 万骨塔 長府博物館 笑山寺
侍屋敷長屋 菅公 御影の井戸 源義経 平知盛の像
長州砲 赤間神宮 平家一門の墓
耳なし芳一堂 日本西門鎮守八幡宮 春帆楼と日清講和記念館 本陣伊藤邸跡
亀山八幡宮 山陽道石碑 末廣稲荷神社