27日目 2015.10.02(金) 岩出山~中山平温泉 20.2㎞+電車7.6

宿7:30~有備館~池月~小黒ケ崎8:50~鳴子温泉12:20~尿前の関13:20~中山平温泉15:10

爆弾低気圧の影響で強風に時折雨が降ってくる一日でした。今日は堺田まで歩いて陸羽東線で一駅戻って中山平温泉に泊まる計画でしたが、鳴子温泉の先の陸羽東線は午前中は強風で運転見合わせ、午後は動き出したものの徐行運転でいつ強風で止まるかわからないとの状況だったので、早々に中山平温泉止まりを決めました。

宿からすぐの有備館駅から二駅電車に乗って池月からスタート。強風の中、国道47号線を少し進むと小黒ケ崎観光センターの敷地に芭蕉像と本文の一節を掲げる説明板がありました『南部道遙に見やりて、岩手の里に泊まる。小黒崎・みづの小島を過ぎて、鳴子の湯より尿前の関にかかりて、出羽の国に越えんとす。・・・』。でも、観光センターは廃業していました。その先の江合川に美豆小島があります。ここも平安時代からの歌枕で『をぐろ崎みつの小島の人ならば都のつとにいざといはましを』(古今和歌集 東歌)の歌碑もありました。

洞川院の奥の細道碑を経て鳴子温泉に入り駅前食堂で昼食後、尿前の関に向います。岩出山からの道を急遽鳴子経由に変えた芭蕉一行は手形不携帯で尿前の関を越えようとして厳しい取調べにあったようです『この道旅人まれなる所なれば、関守に怪しめられて、やうやうとして関を越す』。
ここから出羽街道中山峠越えに入ります。道は整備されているものの最初からキツイ坂を登ります。斎藤茂吉の歌碑『元禄の芭蕉おきなもここ越えて旅のおもひをとことはにせり』がありました。途中に熊除けの板と木槌があったので、大きく3回叩いて先に進みます。

3時過ぎに中山平温泉へ、今日も早い到着です。明日の朝は早目の出発なので宿では夕食のみにして朝食は自前調達。近くにある唯一の総合食料品店へ行きましたが中々モノがありません。何とか賞味期限が超長いパンを買ってごまかしました。
夕食時は「中山平」を一緒に。この酒は地元中山平温泉の温泉水を仕込み水に使った中山平温泉オリジナルの酒でまろやかでした。

有備館前 小黒ケ崎 歌碑と美豆の小島 洞川院にある碑
尿前の関 芭蕉像 句碑『蚤虱馬の尿する枕元』明和戌子六月十二日 出羽街道中山峠越え
斎藤茂吉歌碑 結構急な坂 熊除け 「中山平」を