33日目 2015.10.08(木) 手向〜鶴岡〜酒田 28.6q+電車27.5q

宿7:40〜出羽三山神社9:20〜黄金堂11:20〜羽黒橋14:15〜鶴岡16:00〜酒田17:10

今回の旅の最終日、台風の影響で強風の中の歩きでした。先ずは羽黒山を目指します。石鳥居を通って神域へ。祓川と須賀の神橋を渡り暫く行くと爺杉があります。樹齢1000年を越え、幹回りは7.5mに及びます。続いて国宝の五重塔、朝早く誰もいない中でじっくり眺めました。いよいよ一の坂から上ります。ここはまだ序の口、二の坂になるとかなり急になってきます。二の坂を上った所に二の坂茶屋がありますが、8時を少し回った時刻なので開店準備中、雨が降って来たので中で休ませてもらいました。昨年夏に来た時はかき氷が美味かったことなど話して先に進みます。直ぐの所に三日月塚(芭蕉塚)があります。ここは『涼しさやほの三日月の羽黒山』 を詠んだ所とされています。

三の坂の上り口を右に500mほど進むと南谷別院跡があります。芭蕉はここに6泊して俳諧興行や月山登山の準備(禊ぎ)、下山後の静養などに充てています。苔むした『有難や雪をかほらす南谷』の句碑があります。三の坂を上ると出羽三山開祖の蜂子皇子を祀る蜂子神社があり、その先に立派な萱葺屋根の出羽三山神社(三神合祭殿)があります。丁度屋根の修復工事が行われていました。その先に芭蕉像と三山三句碑があります。
 
『凉しさやほの三日月の羽黒山』
 『加多羅禮努湯登廼仁奴良須當毛東迦那』(語られぬ湯殿にぬらす袂かな)
 『雲の峯いくつくつれて月の山』

更に奥の細道歩道(旧月山登拝道)を進み、山伏たちが籠り修行する吹越神社・吹越籠堂を経て荒沢寺に至ります。荒沢寺の境内には「是より女人きんせい」の石柱が建っていました。ここから手向に戻って鶴岡を目指しますが相変わらず強い風が吹き荒れています。昼食に入った食堂の「冷水、お茶、コーヒーご自由にどうぞ」には笑いました、注文した天ぷら蕎麦も@700でリーズナブル。大鳥居を過ぎた後は酒蔵探訪で亀の井酒造、竹の露酒造に立ち寄ります。羽黒橋を渡る時は風があまりにも強く、途中立ち止まりながら下半身に力を入れて歩きました。

3時に内川乗船地跡へ、芭蕉はここから川舟で酒田へ向かいました。その先の長山重行邸跡は芭蕉が3日間滞在したところ。『めづらしや山をいで羽の初なすび』の句碑があります。この後は鶴岡公園の藤沢周平記念館に行きましたが、残念ながら臨時休館日でした。鶴岡駅から酒田までは電車で移動です。
酒田からは夜行バスで帰るので出発まで時間調整。場所は酒屋がやっている居酒屋「久村の酒場」。カウンターがガラスケースになっていて、つまみが置いてあります。これ!と指さして注文、酒屋だけに酒は豊富でついつい飲み過ぎます。
2145分発の夜行バスで帰宅しました。(シニアには夜行バスは結構キツイですね)

羽黒山へ 祓川と神橋 爺杉 五重塔
一の坂 二の坂 二の坂茶屋から 三日月塚
南谷別院跡 三の坂
蜂子神社 出羽三山神社(三神合祭殿) 三山三句碑
奥の細道歩道 吹越神社 吹越籠堂 荒沢寺
是より女人きんせい 食堂 大鳥居 酒蔵探訪28
亀の井酒造(鶴岡)
明治8年(1875)創業
「くどき上手」
酒蔵探訪29
竹の露酒造(鶴岡)
安政5年(1858)創業
「竹の露」「白露」
羽黒橋 内川乗船地跡
長山重行邸跡 藤沢周平記念館