37日目  2015.11.02(月)  吹浦〜象潟  30.2q

宿7:50〜十六羅漢岩9:00〜三崎公園10:40〜象潟14:00〜象潟散策〜宿17:00

鳥海山 31 高橋酒造店(東北泉)
明治35年(1902)創業
鳥海山大物忌神社吹浦ノ口 芭蕉句碑 出羽二見
十六羅漢岩 三崎公園展望台 三崎山旧街道 大師堂
一里塚跡 伊原純平 芭蕉絵図 向屋跡 能登屋跡
熊野神社 欄干橋(象潟橋) 船つなぎ石 九十九島(ねむの丘から)
蚶満寺参道 山門 芭蕉像 西施像 芭蕉句碑
駒留島 能因島 居酒屋で サービス2品

曇り空の中をスタート。高橋酒造店に寄ってから鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮を参拝、この神社は鳥海山(大物忌神)を祀る神社で御本殿は鳥海山山頂。立派な神社でした。
出羽二見に芭蕉句碑「あつみ山や吹浦かけて夕すゞみ」があります。更に行くと十六羅漢岩です。曹洞宗海禅寺の21代石川寛海和尚が元治元年(1864)から明治初年までの間、石工とともに彫刻した羅漢像。正面に釈迦・文殊・普賢の三尊、その周囲に十六羅漢など全体で22体あるとのことですが、全部は確認出来ませんでした。なかなかの迫力です。

女鹿の集落を過ぎ、三崎公園に着くと雨模様になってきました。芭蕉も象潟に向う時は雨だったので嬉しくなります。海沿いに遊歩道も整備されていますが、芭蕉も通った三崎山旧街道はタブの原生林に囲まれ昔ながらの雰囲気を残しています。大師堂や一里塚跡があります。小砂川の食堂「伊原純平」で昼食をとり、雨の中を進みます。バス停が小屋になっているので、そこで休憩をしたり地図を見たりしながら14時に宿に到着、荷物を預けて象潟散策をしました。

芭蕉が滞在した3日間の様子を大きな絵図にして掲げてありますが、泊まった能登屋跡、向屋跡には案内板がありません。3年前に来ているので、何度か行ったり来たりして見つけましたが、遠方から楽しみに来た人が分からずじまいで帰って行ったとしたら残念です。
その後、芭蕉が到着した日は祭礼日でごったがえしていたという熊野神社、欄干橋、象潟を巡る舟が出ていたという船つなぎ石を見てから、道の駅「ねむの丘」へ。ここから九十九島を眺めましたが、雨で視界はあまり良くありません。芭蕉は松島と共に象潟を楽しみにしていて「松島は笑うがごとく、象潟は憾むがごとし」と言っています。しかし、象潟は文化元年(1804)の大地震で海底が隆起し、名勝は失われました。ただ、今でも田植えの時期は田んぼに水がはられ当時を偲ぶことが出来そうです。

続いて蚶満寺を見学。参道から山門への様子は当時のままと言われ、境内には芭蕉像や西施像、本堂の近くに芭蕉句碑「象潟や雨に西施がねぶの花」があります。
近くの駒留島や能因法師が3年間庵を結んだという能因島を見て象潟郷土資料館(文化の日週間で入場無料)を経て宿に戻りました。

夕食は吉田類が「奥の酒道」で立ち寄った笑福を予定していましたが定休日。そこで宿に近い割烹居酒屋へ。地元にかほ市の飛良泉(1487年創業)と斎彌酒造の由利正宗を燗で頂きました。飲みながら色々と話をしていると、貴重なご意見を伺いましたとか言って、サービス2品。ちょっと得した気分になりました。