45日目 2015.11.10(火) 寺泊〜椎谷 29.6q

宿7:50〜寺泊港8:45〜出雲崎12:00〜椎谷15:50

今日も日本海沿岸をひたすら歩く一日です。曇り空、時々雨が降ってくる中をスタート、野積橋を越えて国道402号線と別れ旧道を行くと、ある寺の前に「かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め」の言葉が、なかなか良い。寺泊港には沢山の船が停泊中です。再び402号線に合流、右手に佐渡島を見ながら歩きます。当然歩いている人は皆無、車・トラックが通るだけですが、電気工事をしているグループに23度会いました。出雲崎に近づいてくると良寛ゆかりの地も出てきます。

12時少し前に出雲崎に入りました。この地方独特の妻入りの街並みが続きます。「妻入り」とは切妻様式の屋根で、三角形の壁面に出入口を設け、奥に深い建築様式。昼食に入った食堂の中を見せてもらいましたが、確かに奥が長い家でした。出雲崎出身の良寛堂があります。長いお顔をして日本海に向って雨の中、修行を続けているようでした。
芭蕉が泊まったという大崎屋跡には特に案内がなく、近くに芭蕉園があります。小さな芭蕉像と「銀河ノ序」を刻んだ碑がありました。その先の妙福寺には俳諧伝灯塚があり、芭蕉・東華坊(各務支考)、盧元坊の句碑があります。
妻入り会館に行くと説明員の方が当方の恰好(菅笠・金剛杖)を見て、四国遍路もやりましたかと聞いてきました。その人も現在四国遍路中で半分を巡拝したところとか、暫し遍路談義に花が咲きました。

西山町に入ると雨が強くなってきて、海も荒れ模様。この辺りの家は強い風を「間垣」で防いでいる様です。今年の夏、能登半島を一周した時に寄った朝ドラ「まれ」の舞台・大沢とは少し違った形態ですが、機能的には同じです。その先の観音岬に行く道は、2007年の新潟中越沖地震で崩壊し廃道になっているので、椎谷岬トンネルを歩きます。2010年開通のトンネルで広い歩道が付いていました。トンネルを抜けて直ぐの所が椎谷バス停。ここからバスで柏崎に行って宿泊です。
夕食は近くの食堂「おおはし」、美味い魚を明日訪問する原酒造の大辛口で合わせました。

お言葉 寺泊港 佐渡を見る 良寛空庵跡
誰もいない海 出雲崎宿 妻入りの街並み
良寛堂 良寛像 芭蕉園 銀河ノ序碑
俳諧伝灯塚 妻入り会館
間垣の家 おおはし
 能登半島 間垣の里 大沢