46日目 2015.11.11(水) 椎谷〜柏崎 19.9q

宿8:00〜椎谷9:00〜刈羽10:30〜天屋跡13:00〜松雲山荘14:00〜柏崎15:00

今回の旅の最終日、今日も不安定な天気の中での歩きでした。
朝は久し振りの晴れ、まず椎谷陣屋跡を訪ねます。椎谷藩の藩祖は堀直政の四男直之で譜代、1万石の大名。歴代藩主は江戸定府とのことですが、正直椎谷藩については今回初めて知りました。海岸線から米山(標高992.5m)がきれいに見えますが、その手前は柏崎刈羽原発です。刈羽トンネルの手前あたりから雨が降り出し、次第に強くなり、柏崎刈羽原発の脇を歩いている時が一番激しい雨、しかし逃げ場はなく、20分程激しい雨の中を歩きました。

松波の集落で食堂に入っている間に雨が上がり、再び青空が見えてきました。13時に石井神社の脇にある天屋跡に到着。丁度、バスで30人くらいの団体がここに来ていて、宗匠の恰好をしたガイドさんが説明していました。
芭蕉は出雲崎を発った後は柏崎の天屋弥惣兵衛宅に泊まる予定だったが、宿の対応の悪さに腹を立て出て行ってしまう。相手が二度も追いかけてきて引き留めるのも聞かずに雨の中、鉢崎まで行ってしまった。「至柏崎ニ、天や弥惣兵衛へ弥三良状届、宿ナド云付ルトイへドモ、不快シテ出ヅ。道迄両度人走テ止、不止シテ出。小雨折々降ル。申ノ下剋、至鉢崎」(曽良日記)

この出来事が越後路全体の印象を悪くして、おくのほそ道の越後路はほんの数行でそっけなく終わっています。それにしてもこれまで300年以上、そしてこれからもずっと言われ続ける天屋も気の毒です。尚、近くにある天屋旅館はこの天屋とは関わりないということです。(ガイドさんの話)

その後は原酒造へ、1.3mの大きな杉玉が迎えてくれます。10月末に出たばかりの初しぼりを試飲しました。ここで予定の行程は終了ですが、昨日の飲み屋で話題になった(テレビ放映された)松雲山荘の紅葉を見にいきました。300本以上のもみじが色付く柏崎の紅葉の名所、堪能しました。
今回の奥の細道四回目の旅はこれで終了、徒歩320q、電車80qで計400qの移動でした。
次回は来春です。

椎谷陣屋跡 米山と原発
刈羽トンネル 厳重警戒 石井神社 天屋跡
  52 原酒造(越の誉)
   文化11年(1814)創業
試飲 松雲山荘
松雲山荘