四国遍路13日目  2013.04.27(土)  23.9km
宿7:10~御厨人窟7:50~観音窟8:45~最御崎寺9:10~津照寺11:10
四十寺13:50~金剛頂寺15:45

710分に宿を出発、20分ほどで室戸青年大師像に着きました。昭和59年に建てられた高さ21m(台座5m含)の大師像で、隣に全長5.5mの金色の涅槃像が横たわっていました。
更に進むと御厨人窟(みくろど)があります。19歳の青年僧空海が修行をした地、この洞窟で修行中の空海の口中に光り輝く明星が入り悟りを開いたといわれます。三教指帰には「土佐室戸崎に勤念す。谷響を惜しまず、明星来影す。」とあります。又、洞窟の中で目にしたのは空と海だけであったため、空海と名乗るようになったとも伝えられています。

その後は室戸岬遊歩道を散策、弘法大師行水の池やビシャゴ岩(1400年前マグマが地層に入り込んで固まった)、ポットフォール(岩石の小さな窪みに入った小石が波による渦に巻かれて削られ出来た丸い穴)、ホルンフェルス(「岩のやけど」の痕)、エボシ岩(1400年前マグマが地中でゆっくり冷えて固まり出来た斑レイ岩の岩、烏帽子に似ている)など自然の驚異を感じさせるものを見ました。さらに先に行こうとすると、大きなスズメバチが低いところに居て動きません。暫く待っても動く気配がないので遊歩道はここまでにして戻ることにしました(蜂は怖い)。

国道を渡って最御崎寺に向かいます。少し上ったところに番外の観音窟があります。弘法大師一夜建立の岩屋の伝説があり、24番の奥ノ院となっています。更に20分ほど登ると24番最御崎寺(ほつみさきじ)に着きます。23番薬王寺から4日かかってやっと辿りつきました。なかなか重厚な感じのするお寺です。その先が室戸岬灯台、ここからの景色もまた素晴らしいものでした。

紀貫之が土佐の任期を終え京都へ帰る時、天候が悪く10日ほど滞在したという津呂港を経て11時過ぎに25番津照寺(しんしょうじ)へ。室津港に近いお寺ですが、山門から本堂までは急傾斜の125段の石段がありました。寺の下の食堂で昼食を摂り、先に進みます。
室戸高校の脇を通って番外の四十寺へ。標高313mの四十寺山の山上にある小さなお堂ですが、今でも土地の人々の信仰を伝えています。

一旦山を下りて海岸に出た後、165m上って本日最後のお寺26番金剛頂寺に到着しました。
金剛頂寺は空海が創建した最初のお寺で通称「西寺」、これは「東寺」とされる24番最御崎寺と向かい合っているためです。本日の宿は、この金剛頂寺の宿坊。これまで歩き遍路の中ですこぶる評判の良かった宿坊で楽しみにしていました。

かなり大きな宿坊でしたが、大型バス2台の団体客で満員状態。個人客は7名で、うち5名が歩き遍路、更にそのうち3名(30代1、60代2)が野宿中心で回っています。個人客7名が同じテーブルで食事をしますが、刺身は一緒盛りで無くなると追加するバイキング方式。他の料理も美味く満足しました。今回の旅では野宿遍路によく会います。気候が良くなってきたせいでしょうか。

室戸岬灯台から
室戸青年大師像 番外 御厨人窟
全景 御厨人窟 神明窟 御厨人窟内の祠 御厨人窟から太平洋を
望む
弘法大師行水の池 ビシャゴ岩 ポットフォール ホルンフェルス エボシ岩
ハチが怖い 最御崎寺へ 番外 観音窟 24番最御崎寺 本堂
大師堂 全景 大師像 室戸岬灯台 室戸の町
津呂港 25番津照寺 室津港 四十寺山から 番外 四十寺
26番金剛頂寺 本堂 メタボ大師 がん撲滅